Photoshop でバナーや画像の外側につける枠線。そのつけ方をまとめてみました。すごく初歩的な初心者の方向けの内容でございます。
「境界線を描く」で
枠線をつける方法
「境界線を描く」で枠線をつける方法を紹介します。この方法は超簡単です!
STEP1. 新規レイヤーを作成する
まずは、枠線を描くレイヤーを新規で作成します。レイヤーパネルの下の「+」アイコンをクリックします。
STEP2. レイヤー(カンバス)全体を選択する
枠線用のレイヤーを選択した状態で、Photoshop 上部のメニューバーより「選択範囲(S)」>「すべてを選択(A)」をクリックします。
すると、
レイヤー全体(カンバス)の周りに点線が表示されます。これは選択されているという状態です。
ショートカットキーも覚えよう!
「すべてを選択」は、[Ctrl]キー + [A]キーのショートカットキーでも操作することが可能です。このショートカットキーは、めちゃくちゃよく使うので絶対に覚えることをオススメします!
STEP3. 境界線を描く
Photoshop 上部のメニューバーより「編集(E)」>「境界線を描く(S)…」をクリックします。
すると、
「境界線」を設定するウィンドウがします。幅とカラーは任意の設定にして、位置は「内側」にします。
「OK」ボタンを押したら、枠線がつきます!
ね、簡単でしょ?
枠線を簡単に
ちょっとだけリッチにする
テクニック
超絶時間がないときに、どうしてもバナーとか画像を用意しなければいけないときがあったとします。そんなとき数分で用意した画像とか『なんかイマイチもの足りないなぁ』と思うときってありますよね!そんなときに枠線にサクッと手を加えることでちょっとだけリッチにするテクニックを紹介します。
先に言ってしまうと、
レイヤースタイル
という機能を使います。初心者の方は意外にも初耳であることが多いですよね。この機能はこの先無限に使う必須機能なので絶対に覚えておいてください!
とりあえず超テキトウに作った画像を用意してみました!
枠線は前項で解説したやり方で、5px の太めの線にしてみました!
それと言い訳ですが、
テクニックと言いつつも、あくまで枠線にだけにという点と簡単にという点で話を進めますのでよろしくお願いします!!
枠線をグラデーションで塗る!
先にレイヤースタイルの使い方をサラッと見てみましょう。超簡単ですのでアイスでも食べながらやっちゃってください!
まず「レイヤーパネル」で、編集したいもの(今回は枠線)があるレイヤーを選択した状態で、ダブルクリックします。
※レイヤーパネルが表示されていない場合は、Photoshop 上部のメニューバーより「ウィンドウ(W)」>「レイヤー」をクリックします。
そうすると、「レイヤースタイル」というウィンドウが出現します。
左側にスタイルが並んでいるので、その中から「グラデーションオーバーレイ」をクリックしてチェックを入れます。
チェックをつけるとその効果が適応されます。あとはお好みで弄ってみたらOKです!
時間と手間をかけていない割には、、よくなった気がしませんか?
レイヤースタイルの効果をつけたはレイヤーには「fx」というマークがつきその下に適用されているレイヤー効果が表示されます。
そして、このめん玉マークをクリックすることで、対象の効果をオンオフ切り替えすることが可能です。さらに、レイヤーまたは効果のところを再度ダブルクリックことで、効果自体を再設定したり追加することも可能です!
超便利ですね!
枠線に枠線を重ねる
こちらも「レイヤースタイル」で効果をつけます。前項と同じくレイヤースタイルから、「境界線」を選択してチェックを入れます。
ポイントとしては「位置」を外側にしてください。
あとはサイズは枠線と同じ太さで白色にするだけでもだいぶイメージが変わりますが、不透明度を下げてあげるとさらに情報量が増します。
どちらが良いかはさておき。。。
注意しなければならないのは、カンバスサイズピッタリの枠線の場合見えていないだけで、カンバス外にも「境界線」が存在しているという点です。
レイヤースタイルの重ね掛けも可能!
ほかにもいろいろなレイヤースタイルがあります。そして2つ以上の重ね掛けも可能なのでいろいろ試してみてください。
きっと楽しくて素敵なデザインを作ることができると思います!
ただし、
楽しくなりすぎて、
何でもかんでも盛り込んでしまうと……
何事もやりすぎはよくないものです。
まとめ
バナーや画像に枠線をつける初歩的なやり方は、枠線をつけたい範囲を「選択」して、「境界線を描く」というやり方です。
さらに、枠線を手軽に簡単にスピーディに、すこしだけリッチに知る方法も紹介しました。その方法は「レイヤースタイル」という機能を使います。オススメは枠線にグラデーションをつけたり、枠線を二重にするというテクニックです。どちらも超簡単なので、ぜひぜひチャレンジしてみてください!