【Photoshop】フォトショで文字にフチをつける方法【レイヤースタイル】

Web ページやバナーをデザインをするときにタイトル文字のフォントやスタイルにはめちゃくちゃこだわると思います。そんな文字にスタイルをつける方法の中でも初歩的で超簡単な文字にフチをつけるという方法をまとめてみました。

この記事でわかること
  • Photoshop のレイヤースタイルという機能の使い方
  • 文字にフチをつける方法
  • フチの重ね方、グラデーション、パターンのつけ方

フォトショ初心者の方は、ぜひこのやり方を覚えてください!

レイヤースタイル
という機能を使う

今回、文字にフチをつけるのに、フォトショの「レイヤースタイル」という機能を使います。使い方は超簡単。フチをつけたい文字のレイヤーをダブルクリックするだけです!または、文字のレイヤーを右クリックして「レイヤー効果…」を選択するか、レイヤーパネルの下部、『 fx 』とあるボタンをクリックして任意のレイヤー効果を選択します。

どれも機能に違いはないですが、私のオススメの使い方は断然ダブルクリックです!

上記の操作をすると「レイヤースタイル」というウィンドウが表示されるので、このウィンドウを操作してお好みの効果を盛っていきます。

この「レイヤースタイル」の良いところは、複数のスタイルを合わせたり、そしてつけたり外したり、さらにコピペしたりできることです!また、スタイル自体を保存することもできとても使い勝手の良い機能です!

ちなみにこの「レイヤースタイル」は文字以外にも使えますし、フォトショを使っていくうえで欠かせません!

文字にフチをつける

では、文字にフチをつけていきたいと思います!「レイヤー」ウィンドウと「文字」ウィンドウを使いますので、表示されていない場合は、Photoshop 上部のメニューバーの「ウインドウ(W)」から選択して表示させることができます。

STEP. 1 境界線を選択します

フチをつけたい文字のレイヤーをダブルクリックして「レイヤースタイル」ウィンドウを召喚します。そして「レイヤースタイル」ウィンドウの左側のレイヤー効果一覧から「境界線」にチェックを入れて選択します。

STEP. 2 位置を選択する

先に位置を決めちゃいましょう。フォントが線で囲われている物体として考えて「境界線」を内側、中央、外側の3つ位置から選んでつけることができます。

よほど太いフォントであったり、とくに意図がなければ、基本は「外側」で問題ないと思います。内側や中央の位置にすると細いフォントであればつぶれてしまうので、それはとてもイマイチです。

STEP.3 線の「サイズ」を設定

お好みの線の「サイズ」を設定します。線を太くするとその分の字間も詰まります。できれば、必ず確認して、必要があれば調整しましょう!

字間の調整方法

文字ウィンドウを操作して調整する方法

ドラッグして選択した文字の右側を調整できます。調整したい文字を選択してください。

選択した状態で、文字ウィンドウの『V/A』みたいなアイコンのところに任意の数値を入れて字間を調整することができます。

ちなみに複数文字を選択した場合は、それぞれの文字の右側の間隔を調整することが可能です。

また、『V/A』みたいなアイコンの右側にある『VA』みたいなアイコンのところはテキスト全体の間隔を調整することができます。少し毛色が違うことは頭の片隅に入れておきましょう。ちまちまと字間を調整するなら『V/A』で問題ないかと思います。

ショートカットキーで調整する方法

調整したい字間にカーソルを合わせて、ショートカットキーを操作することで直感的に時間を調整することが可能です。

ショートカットキーは、[Alt]キー + [←] or [→] です。この操作で調整した場合、先ほどの『V/A』の数値が連動して変動するので、確認してみてください!

STEP.4 線の「カラー」などを設定

仕上げに「カラー」などを設定します。

「塗りつぶしタイプ」というところで「カラー」になっていることを確認して、その下の色付きの“四角”をクリックしてカラーを選択します。

この「塗りつぶしタイプ」に「グラデーション」や「パターン」を選択することでまた違ったフチを作ることも可能です!

さらに、
「描画モード」や「不透明度」も調整してみると、面白いデザインの文字ができるかもしれませんね。

フチを重ねる

フチを2重、3重にしたいなぁと思うこともあるかと思います。そんなやり方も紹介します。それはとても簡単です!「レイヤースタイル」の機能を使って実現することが可能です。

STEP.1 境界線の右の「+」ボタンをクリック

レイヤースタイルウィンドウの「境界線」の右の「+」ボタンをクリックすると、新たな「境界線」レイヤー効果が既存のモノの上に追加されます。

STEP.2 それぞれの「境界線」をお好みに設定する

追加した「境界線」をそれぞれお好みのデザインにします。境界線の重なりの順番はレイヤー効果の順番と同じとイメージします。

不透明度で、抜くことも可能!

「境界線」の間の「境界線」の不透明度を下げることで境界線を白抜きにするというテクニックがつかえます!

単純に塗りつぶしたものが重なっているだけかと思ったら、実は、一番外側に境界線を作るレイヤー効果だったのですね!

めっちゃ便利!

まとめ

フォトショで文字にフチをつけるには「レイヤースタイル」というPhotoshop の機能を使うのがオススメです!使い方は簡単!文字のレイヤーをダブルクリックするだけ!さら「レイヤースタイル」で作ったフチは重ねてつけることも可能。不透明度やグラデーション、パターンを駆使して素敵なデザインを実現しましょう!

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